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企業・法人向けコーチング/人材コンサルティング

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企業・法人の方向け
コーチング/人材コンサルティング

人材育成のプロが導く、企業向けキャリアコーチングとは?

『株式会社トップ・ノッチ』では、個人の方向けと企業様向けにキャリアコーチング/コンサルティングサービスを提供しています。企業を対象に、組織の成長を導く人材育成を行うキャリアコンサルティング・コーチングサービスについて、『株式会社トップ・ノッチ』代表取締役 堀田治見さんに詳しく伺いました。(聞き手:宇野あゆみ)

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宇野:『株式会社トップ・ノッチ』の個人向けコーチングでは、人生の棚卸しワーク、目標設定などをオーダーメイドで提供し、人生というキャリアを共に歩む伴走者となるコーチングを提供していると伺いました。>詳しくはこちら

個人ではなく、企業様向けの「キャリアコーチング・コンサルティング」とはどのようなものでしょうか?
個人と企業のコーチングで、違う点を教えて下さい。

堀田:「人材育成支援」という点では個人向けも企業様向けも同じですが、企業様には人材を育成する側のサポートも行うという点で違いがありますね。
企業様の状況によって多少違いはでますが、大まかにいうと個人向けは、主に「自分を理解すること」、企業向けは主に「自分及び他者両方を理解するとはどういうことか」という違いがあります。

例えば企業様からチーム育成の依頼があった場合、チームリーダーとなる方がコーチング・コンサルティングの対象者となりますが、その方にどのようなチームを作っていきたいかをヒアリングします。
これは、個人向けコーチングでいうとファーストステップである「棚卸」です。「自分を棚卸」するか「チームを棚卸するか」の違いですね。
対象者がいままでどのようなチームにいたのか、そのチームでの自分の役割やどのように感じていたのか、どんなチームを作っていきたいのか、チームはどのように成長していきたいのかなどをコーチングセッションで話していきます。そこから目標を決めていき、チームを作っていくお手伝いをします。

企業様向けキャリアコーチング・コンサルティングでは、主に

  • 管理職としてのマネジメント

  • ​ハラスメント対策

  • 海外駐在者向けサポート

という大きく分けて3つの内容から、オーダーメイドのサービスを提供しています。

◆管理職のマネジメントサポートについて

​​

宇野:まず、管理職のマネジメントについてお伺いします。

堀田:はい、管理職のマネジメントは以下の項目の中から
選んでコーチング・コンサルティングを行います。

  • チーム育成

  • 部下育成

  • 自立型人材育成(若手社員、ミドル・シニア社員)

  • ミドル・シニア人材の戦力活性化

  • マネジメント能力の育成

  • 1 on 1の有効活用法

  • 社内・社外のコミュニケーション

  • その他人材戦略全般

 

宇野:管理職のマネジメント向けのメニューも多岐にわたりますね。
この中で、上司と部下が一対一で行う個人面談を行う取り組み、1on1ミーティングについて教えて下さい。
業務の進捗確認だけでなく、個々の成長支援、キャリア相談、信頼関係構築などを通して社員のやる気を高める目的で1on1面談を導入している企業があると思います。
しかし、せっかく面談という機会を取り入れても、どのように進めてよいか模索しているうちに時間がなくなってしまったり、どちらかが一方的に話すことで終わってしまったりと、形だけの面談になるケースもあると聞きます。
堀田さんの1on1対策ではどのようなことをやっていくのでしょうか?

堀田:1on1の対策は、主に1on1面談を実施する側である上司へのコーチング・コンサルティングになります。

1on1は一対一で部下と向き合う時間になるため、「部下はどういう人なのか」というのを深く知り、部下の成長のためにどのようにしていくかを話す必要があります。 

1on1をうまく活用できれば、部下の成長だけでなく、上司自身も成長していけると思います。


そのために、コーチングの手法、カウンセリングの手法などをレクチャーし、1on1の機会をどう生かしていくかをコーチング・コンサルティングします。また、メンターとして自分の背中を見せて指導していくという、いわゆるティーチングスキルも合わせてレクチャーします。
その部下・その上司に合わせてこれらの手法をどのように組み合わせて1on1に生かすか、というのがポイントです。

宇野:せっかく一人の部下に向き合う時間なのだから、上司は1on1を活用していきたいと思うはずです。有効活用の仕方を、その人に合わせてコーチングしていくということなのですね。

次に社内外コミュニケーションサポートについて教えて下さい。
会社という組織の中で仕事をしていて、一番悩むところはコミュニケーションの取り方だと思います。会社に限らず、すべての人間関係を構築するうえで大事なことですが、社内・社外のコミュニケーションについてはどのようなコーチング・コンサルティングをするのですか?

堀田:コミュニケーションに関しては、職場でのコミュニケーションは何が必要かというレクチャー・コンサルを行っています。
人とコミュニケーションをとるうえでまず大切なことは、「自分がどういう人か」をわかっているか、だと思います。
ひとそれぞれキャラクターが違うので、コミュニケーションの取り方も、人それぞれです。
その人のキャラがよくでる、相手が受け入れてくれるようなコミュニケーション方法を探すことが大切です。
例えば、「Aさんのように人と上手くコミュニケーションを取れたらいいな」と思う人がいたとします。でも、Aさんの口調や表情をマネしたとしても、「Aさん」と「自分」は違う人なので、違和感が出てしまうでしょう。
「自分自身」がどういうキャラクターでどういう人なのかがわかっていれば、「Aさんの良いところはこういうところだ。自分が参考にするならこういう風に取り入れてみよう」と考えられると思います。
だからこそ、一人一人に合った方法を模索するのが大事です。

また、日々のコミュニケーションを円滑にするための会話スキルアップのレクチャーを行う時もあります。
コミュニケーションは、「聞くこと」と「話すこと」のキャッチボールで成り立ちます。話し手のポイントを掴み、あいづちをうったりしながら的確なタイミングで話を挟むなど、聞き上手になるためのヒントや提案の仕方、意見の述べ方などをレクチャーします。

さらに、コミュニケーションをとるうえで、相手のことをわかった気にならないことは重要です。
人は日々成長しています。成長すると考え方が違ってくることがありますよね。

例えばチーム育成や部下育成の際、「部下はいつもこう考えるから、これに対してはこうだろう」
とか、「これは部下にはこの案件は知識不足だから、やらせないでおこう」と決めつけたり思い込んだりしていると、その人の成長を認めなくなってしまいます。

チーム育成や部下育成は、十人十色です。人を育てる側の上司は、部下の表情やコンディションにアンテナを張っているかも大切ですね。

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◆ハラスメント対策について

宇野:次に、ハラスメント対策について教えて下さい

堀田:ハラスメントに関しては社会問題として大きく取り上げられているのもあり、企業として対策をしているところが増えています。特に「パワハラ」に関しては、どのように防ぐかが課題となっている企業様は多くあるようです。
トップ・ノッチでは、パワハラとはどのようなものか?どのような行動や言動がパワハラになってしまうのか?といった、知識を身に付けるレクチャーも行っていますが、ハラスメント対策は、ただ知識があればよいというものではありません。「ハラスメントに対する知識はあったが、実際に意識できていなかった」「このような言動がパワハラに該当するなんて知らなかった」とならないよう、知識を身に付けたうえで実践へとつなげられるようなレクチャーを行うことが大切だと考えています。

​​​​​​また、パワハラをしてしまった人(パワハラをしたとされてしまった人)が、どのように改善し、ご自身のさらなるキャリアをどう進んでいくか?といったコーチング・コンサルティングも行います。
パワハラを防止することは大切ですが、パワハラをしてしまった社員に対して、企業はどのようにしていけば悩んでしまうこともあると思います。多くの企業は、厳重注意をしたり、反省や内省を促したり、部署移動を命じるなどの対策をするでしょう。
起きてしまった事象は仕方ないですが、パワハラをしてしまった方の人生は続いていきます。ハラスメントに対する正しい知識を身に付けて再発防止に努める、そのうえで今後のキャリアを見直し、さらにどのような人生を歩んでいくかに寄り添うことが、その当事者や企業にとって重要なことだと重要だと私達は考えています。どのように反省するか一点にフォーカスしすぎず、自己効力感をどう取り戻すかをサポートします。そして、いま現在の状況から今後の目標を設定し、パワハラが起きてしまった現時点からのキャリアの見直しや再構成を見据えることは大切なことです。一人で考えていると視野が狭くなりがちなことも、視点を変えて考える力をつけられるようサポートしています。

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◆海外駐在員向けサポートについて

宇野:次は海外駐在者向けサポートについてお伺いします。海外への駐在が決まった方や駐在中の方は、どのようなサポートをされているのですか?

堀田:はい、海外駐在者と聞くと、優秀で、且つ語学に長けている方が派遣されるというイメージがあると思います。しかし、海外で日本人以外とコミュニケーションをとるということは、単純に語学が堪能なだけでは難しい面もあるのです。
海外赴任に関しては「日本との違いを受け入れる」ことや「どのようにマネジメントしていくか」などをサポートします。
まず、赴任前の準備期間でやるべきことはその方によって異なります。どの国に行くのか、どのような立場・ポジションでどういうアサインメントがあるか、など、それぞれ違うので、ヒアリングをしながらセッションを進めます。一番大切なのは、赴任前に不安や疑問を解消することも大切ですが、現地に行ってどのような課題に直面するかをあらかじめある程度予測しておくことも大切です。したがって。最初の段階でオーダーメイドのサポートを行うことが非常に重要です。
まずは文化の違い、宗教の違い、食文化の違いといった「日本とは違う」ということを受け入れられるようにします。そこからどのようなコミュニケーションをとっていくかが重要ですね。

​​​​​​​​​​​

宇野:なるほど、まずは準備をできる限り整えて海外赴任に望めるようサポートなさるのですね。
では、赴任中のセッションはどのような内容なのですか?

堀田:はい、しっかりと準備をしていったとしても、やはり現地にいけばいろいろな問題や悩みが出てきます。悩みというよりそれを「課題」と捉えたほうが良いと思います。実際に起こる問題は、事前に想定していたものとは異なることが多いですからね。
赴任して早い段階からその方が都度疑問に思ったことを課題としてひも解くことが大切だと考えています。
やはり最初が一番肝心で、着いてすぐに『あれ?』って思うこと、『これでいいのかな』といった手探り状態の時期のサポートは重要だと思います。最初の段階に一つ一つクリアにしていくと、その後の駐在期間は応用が効くようになるし、慣れていきます。赴任してからどういう状況なのか、行ってから何が問題だと思っているのかを客観的に見られるようなコーチング・コンサルティングを提供しています。

海外駐在者が直面する課題として多いのは、異文化環境でのマネジメントです。今までは日本という国の中で、日本の常識に基づいて組織をマネジメントしてきたわけですが、海外に赴任すると、当たり前ですが日本人ばかりではなくなりますよね。
同僚や上司、部下になる人が、イギリス人やスイス人、イタリア人、フランス人、イスラエル人など、さまざまな国から来ている人たちとなるわけです。例えば、部下育成やコミュニケーションにおいて、残念ながら日本人の部下を育成するのと同じように、というアプローチは通用しないので、日本のやり方をそのまま持って行っても理解されないことが多いです。海外駐在者には、多様なバックグラウンドを持っている人たちとビジネスを成功させていく能力が求められるので、日本の常識とは異なる背景を持つ方たちをどうマネジメントしていくのか、どのようにチームを作っていくのか、そのためにどうコミュニケーションを取っていくのかが重要です。

赴任前のパートでもお話したように、「違い」を受け入れることについてさらに深く考えていきます。違いを理解し、受け入れることで、「人間として」のコミュニケーションが始まります。違いを受け入れられないと、だんだんと「違うから合わない」というような拒絶に近い気持ちになってしまうことがあるのです。
違うからこそ面白い、違うからお互い学びがあるという視点を持つことで、異文化間における円滑なコミュニケーションが生まれるはずです。「違う」ということを前提として接し始めると、違う中での共通部分が見いだされていきます。自分とは全く違うと思っていたけれど、こんなところが同じかもしれない!といった発見がでてくると、だんだんとコミュニケーションがうまくいくようになるケースはありますね。

私自身の海外就業経験も併せて、具体的な話として様々な事例や先例を元にアドバイスを行っていきます。また、これまでのビジネス関係者は日本人以外にも様々な経験を持つ方がいますので、多様なケースの事例や先例をお話できるのは強みですね。

さらに、ご希望の方には私以外のノンジャパニーズの方とのセッションも用意しています。日本で日本人と働いていた経験もあり、日本人の語学サポートなどを長年やってきた経験豊富なイギリス人と共同でサポートしています。「日本人と働くノンジャパニーズの気持ち」や「海外で働く日本人が抱えやすい悩み」などもよく理解されているので、駐在中の方には頼りになると思います。(2025年4月現在。提携する方は変わる可能性があります)
彼とのセッションを受けてから、さらに私とセッションの振り返り(レビュー)をするといったサポート体制を整えています。

宇野:それは、「手厚い」というより、まるで辞書のように「分厚い」、きめ細やかな頼もしいサポートですね!

堀田:ありがとうございます。私もいろいろと経験してはきましたが、やはり「日本人側」のことではあるので、ノンジャパニーズの方がどのように感じているのかなどの話が聞けるのは大きいと思います。日本人側からみたら大きな問題でも、ノンジャパニーズの方からしたら些細なことだったとか、もちろんその逆もあるでしょう。そういった疑問を解消していき、結果的に海外赴任者ご自身のマネジメントスタイルを確立できるようにサポートしています。

宇野:海外に駐在する方はぜひ準備段階からトップ・ノッチのコーチングを受けるのがおすすめですね。

 

――――


宇野:最後に企業向けコーチング・コンサルティングに興味がある方へのメッセージをお願いします。

堀田:現実的に起きる問題や課題というのは、一般論ではなく、その人、その会社、その部署などさまざまです。だからこそ、弊社のコーチング・コンサルティングサービスはオーダーメイドなのです。
人を理解するとはどういうことか、理解をしながらもミッションをまっとうするにはどういう強さが必要なのか、その手綱さばきをどう考えるか?などを考え、寄り添うのが株式会社トップ・ノッチのコーチングです。

企業向けコーチング・コンサルティングについてのお問い合わせは下記よりお問い合わせください

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卒業後を考え始める時期になった頃、自分がどのような方向に具体的に進みたいのか、方向性を定めることができなくなり、漠然とした不安を抱える状況に陥ってしまっていました。好奇心は旺盛で、色々と本を読んだり勉強したり資格を取ったりすることは常々実行しているのに、なぜか『やりたい事が定められない、本当にやりたい事がわからない』という傾向...

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